あるすし屋さんの記事

古い日本の水産業界に切り込む「八面六臂」・・という記事に目が止まる。

まさに、機種(or 画面サイズ)はどうあれ、仕事をしながらでもモニター上に、必要とする材料や商品の動向をリアルタイムに把握できる環境を確保する現場、とでもいうのか、頭に浮かんだアイデアやスケジュールを、椅子に座るディスクワーク時まで待つのでなく、個人零細企業の店主である自分のように、事務員から店員、職人、デザイナー、営業マン、配達マン、掃除夫など全てをこなす「おじん」にとって、日々の悩みは同じと感じる。

ここ数年、いろんな原材料が、問屋からでなく、インターネットから仕入れるものが大幅に増加している。記事の前半に、「日本の労働生産性が、ここ10年間で1.3%減少、一方アメリカは11%上昇・・」という記述がある。これは、卸売り、小売の現場に限らず、例えば、一般社会の町会活動や団体活動の現場でも、旧態依然の回覧や郵便、電話やFAXによる連絡網にも見られる。メールの時代は終わってツイッターFacebookの時代を迎えているというのに。

キーワードは「インターネット」なのですが、基本的にそのものが何をしでかすものか分かっていない国民がいまだ大半で、スマホタブレットといっても「インターネット」の役割が何で、そこにある情報をどう活用するかの基礎的な教養(知識)を、現在の学生さんでさえ学校現場で教わっていないのはもちろん、通常のテレビ・新聞が本来の役目である、最先端の「策略やウソ」をともなわない真実の指針を示す番組を提供する機能が欠如し、全く進化していないのですから、自らの手で学習する意欲のある国民でない限り、「八面六臂」のような問題解決のアイデアは自ら創造できない。

本来なら、末端の国民の試行錯誤が先行するくらい、かっての世の中(江戸時代?)に戻らねば、世界からはどんどん立ち遅れていくばかりかもしれない。

ついでですが、、、
日本のマスコミが「締め出してきた」五井野博士とはどんな人物か、という記事が。

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