グーグルフォン

グーグルフォンは元々こんなデザインだった?、いつからiPhoneもどきに変わったのか。といった内容の記事がありました。

かってゼロックスに招かれ暫定版ダイナブック」を見せられ(それにはゴミ箱もワンボタン・マウスもなかった。)未来を見通したジョブズやアップルのメンバーがLisa(=83年Win1.0登場))やMacintosh開発を開始。ゲイツも追従したが初戦(1.0~3.X)は完敗、その反省から95でMacを模倣(実際にはNeXT)した時の事例に似ている。--ジョブスが手掛けたNeXTはApple社に模倣でないとの承認後に発売,とか--

LisaやMacの開発に、ゼロックスの研究所からアラン・ケイ(フェローとして)以下10名以上の技術者が招致されている。同じ頃マイクロソフトにも幾人か入社、のちに、ゼロックスからNewton(Apple初のペンタブ)開発を経て転属したメンバーもいます。

マックを特許で守れなかった反省から、iPod以降からiPhoneiPadまでしっかり防御したようで、 今年のiPhone対抗機Win Phone開発までに5年も要した。(07年iPhone発売時にジョブズは5年先を行くと宣言してましたね。)Appleの強みはOSの自社開発のみならず、指や音声操作に効率よく反応するソフトウェアとタイアップしたチップの設計まで手がける点と、アンドロイドやWinのように幾多のハードメーカーとの互換性に気を取られ、足かせになって技術進化が滞る可能性が低い点にある。

マックには取り合えずインテルチップを採用しているが、かってはモトローラIBM系だったしNewtonARM製のチップを採用したこともある。Newtonの反省 (汎用品では駄目&秘密も守れない)からiPhone,iPadには自社設計のA4,A5チップを採用。他のメーカーとの差別化を引き出すためと、汎用品でなくよりモバイルに特化した独自チップで差別化が計られた。

雑誌やテレビ、ネットなどのCMで、Apple製品と似たデバイスが登場するが、双方を使って初めて気づく使い勝手の違いを知らないユーザーも多いと思う。長ーくマック・ユーザーを続けていると、次のWindows 95以来、最大のアップデート?という記事から読み取れるように、MS社はいつもジョブスの足跡を追い続けてきた。

ことしはパソコンとタブレットスマホを使い分けるシステム環境で三強が競う時代。「Windows Phone」は"直感的で美しい"とウオズが褒めているように、よきライバルが育って市場が活性化します。自身は今までどおりApple派で行きますが、Winやアンドロイドを選ぶ人は、カメレオン・メーカー(出すたびに主張が変わる)品には気をつけましょう。あと、消え去るメーカーとは仲良くなりませぬように。次へのスタミナがなくなってはモッタイナイ!

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