Wall-eを見る

ディズニー アクションフィギュア WALL・E (ウォーリー)

ディズニー アクションフィギュア WALL・E (ウォーリー)

こどもの日の夜、ふだんあまり見ないテレビを偶然見る。最初は太っちょの艦長の映像が映り何の映画か分からぬまま見続けた。日本のアニメでないな〜とか興味を引かれその表現力のうまさに感心しつつ、中途、再起動したウォーリーの起動音がMacと同じでピクサーか、と気づき最後まで見入ってしまった。

08年のピクサー社の作品。ジョブズアラン・ケイに薦められて手にした会社でもあり、自分がiTunesから最初に購入したムービーもピクサーのランプのアニメでした。日本のアニメは手書き風で浮世絵的な表現。欧米は写真と手書きの中間的なものが特徴といった印象を受けます。

ピクサー社と日本のジブリは何かと交流があって仲良し(&ライバル!)とも聞きます。日本通のジョブズはアトムの手塚治虫を知っていたし、日本がディズニーのアニメにずいぶん影響されたことも間違いない。手描きによる緻密さはほめられるにしても生産性が劣ると器用ささえいづれ追い抜かれます。

貧しかった日本は人海戦術と安い経費で製作する手法で人材を育ててこなかった。ゲーム業界へ流れたともいわれますが実情はどうなんでしょうか。一方はコンピューターによる自動化、というより、もともとシュミレーションが大きな目的の一つにあり、マンガやゲームもある意味シミュレーションのようなものですが、映像分野の機材性能は一歩先んじたけど、ソフトウェア面はアメリカにはかなわない感じですね。

フランス「マンガ売り上げランキング」なんてページあります。

日本の漫画やアニメ、ゲームもいいんですが、ケータイやテレビのどこを見てもそればかり。それ以外の車や家電、住宅など、身近な生活へのコンピュータの応用は幼稚すぎ(立ち遅れ)といった印象はぬぐえず、海外からは日本のアニメは何で「世界平和」の話が多いの?という疑問符が目につくとか。現実に役立つ具体的な解決策がないのは政治も同じ、国民性なのかな〜。

アクセスカウンター