先進国支配を終わらせる、そして

コロナ+ウクライナは、「物的欠乏▽→デフレ」基調をひっくり返すための、中露による供給側からのインフレ誘導の連続攻撃。インフレが米欧日の水膨れ通貨を下落させ、資源国・生産国通貨主導に火をつける

コロナはワクチンが人口削減のためともいわれたが、本当にそうなのかすっきりしなかった。ロシアのウクライナへ進出を何のためそこまで激しくやるのかすっきりしなかった。

これら何れも供給側からのインフレ誘導で「物的欠乏▽→デフレ」の歴史基調を覆し、これまでの米欧の特権的な通貨増刷を逆手にとって、通貨下落に追い込むためではないのか。(実際、利上げできるアメリカの身代わりになって日本の円が急速に下落中。) 狙いはここにあったのだ。

コロナに対して、各国が勝手に生産縮小したのだから中国に責任は無い。米国がロシアから石油を買わないと自ら宣言しているのだから、インフレになろうともロシアにも責任はない。
しかも、環境問題を背景に炭素税、脱炭素技術投資などから物価上昇は潮流になりつつあるから、両国のインフレ誘導は歴史の流れに合致しているとさえ言えるかもしれない(物的消費を抑える)。世界を支配してきた金融主導経済を終わらせる、先進国支配を終わらせるという大義もある。(インド、ブラジルもロシア批判には加わっていない。)

動かしがたいほど膨れ上がった巨体の足元を狙った、針の穴を通すコントロールの、見事な必殺技と見える。米・欧側は追い詰められているのでは?

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