出荷台数8%減の「パソコン」

左図は、■ 世界のパソコン販売、つるべ落とし−第3四半期の出荷台数8%減、というタイトルの記事にあるものですが、記事には「パソコン」と記しても、図像には{PC」とある。NECのパソコン製造が身売りされたいま日本のパソコンは遠の昔に終焉している。

「ウインドウズ8」への期待も描かれているが、目新しい提案が何もないマイクロソフト社の復活はあり得ないし、Officeで生き延びるしか選択視はないと思う。

「PCが消滅に向かっていると思える新たな証拠」という刺激的なタイトルの記事もあります。

日本で言う「パソコン」って何を目指してたんでしょう? 国策で企業や学校にあれだけ蔓延したPC-98はどこにいったのか? 教育現場は何が残ったのか? 多くはスマホに乗り換わり、タブレットに置き換わる無駄な時間と費用を埋めたに過ぎないいま、ほんとうに余計な遠回りをしてしまったと感じます。

CDやDVD、BD市場を守るのも、結果的に98を守れなかったのと同じ運命になるはず。賢い消費者はすでにその準備は終えて、別なデジタル・ライフを楽しんでいる。

■ シニア向けフェイスブック教室がNYで盛況、97歳の生徒も、という記事

■ 下り坂、超高齢化の日本を救うのは「シェア」

こうした方面の利用が増えることで、世帯構造の不備を補う幅広い連絡網が生まれる。いつまでも「過去のパソコン=(ワープロ,表計算,年賀状..,)」にとらわれたままの思い込みでは、生活者同士のコミュニケーションさえままならぬ。

スマホタブレットはインターネットののぞき窓。そのインターネットは本来、ホワイトハウスがやられたら、即、防衛と逆襲の命令系統が別の場所や飛行機や潜水艦にでも移行できる最高レベルのコミュニケーション手段の確保にある。

そのおこぼれを一般市民が利用できるようになったが、やはり緊急時の連絡網を優先に活用する気がなければ、本来の有効利用は見えてこない気がします。

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