アメリカのいま

記事構成
第1回 超大国アメリカの衰退
第2回 アメリカのウソ1(9.11のウソ、テロとの戦いのウソ、アメリカが作り出す現代の戦争)
第3回 アメリカのウソ2(自由と民主主義のウソ、グローバリズムのウソ、金融のウソ、TPP)
第4回 アメリカの国内情勢1(金融勢力の動き)
第5回 アメリカの国内情勢2(大衆や米軍の動き)

以上の一回目 アメリカ情勢1 超大国アメリカの衰退 から

金貸し(ロスチャイルドやロックフェラー)の本拠地となったアメリカ本国の最近の動きを探っていく。とあるように、今回の大統領中間選挙の結果を受けて、アメリアの今後がどう変わるかにも目が離せない。アメリカの変質は世界の多くの人も気づき初めているだろうし、このアメリカの延命を支える日本でも、いや、「支えさせられている我が国」にさえ、おかしさに気づき始めた人も多い。

アメリ連邦政府の借金は5500兆円!まったくもってショッキングな数字だが、米国会計検査院(GAO)によれば本当のことらしい。といった記事もあるように、日本のマスメディアではお目にかかれない話が参考になれば次の準備に役立つかもしれない。

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「高くて硬い壁と、壁にぶつかって割れてしまう卵があるときには、私は常に卵の側に立つ」

これは、村上春樹さんがエルサレム賞授賞式のスピーチで語った言葉だ。


村上さんは、こう続けた。

「この比喩の意味するところは何でしょうか。あるケースにおいては、それはあまりにも単純明快です。爆弾・戦車・ミサイル・白リン弾は高くて硬い壁である。卵はこれらに撃たれ、焼かれ、つぶされた、非戦闘市民である。これがこの比喩の意味するところの一つです。」

「しかしこれが全てではありません。もっと深い意味もあるのです。このように考えてみませんか。

私たちは皆それぞれ、多かれ少なかれ、一つの卵であると。皆、薄くてもろい殻に覆われた、たった一つのかけがえのない魂(たましい)である、と。

これは私にとっての“本当のこと”であり、皆さんにとっての“本当のこと”でもあります。

そして私たちは、程度の多少はあるにせよ、皆高くて硬い壁に直面しているのです。」

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