「脱iPhone依存」の布陣鮮明、アップル幹部刷新、という記事に目が止まる。
テレビや新聞はもちろん、多くの雑誌やネットの記事にしても、ネット社会に馴染んで情報の善悪、あるいは正否を見極める知恵を身につけた一般読者が大勢生まれているように感じる。
マイクロソフトだアップルだに始まり、Mａｃ、Windows時代、iPod & iTunes時代、iPhone & iPod時代、そしてスマホ決済や５Gと、目まぐるしい世の中の移り変わりに、若い人でさえついていくのが難しい時代。まして、マスメディア自体が時代遅れで、庶民からも置いてけぼりされていることに気づいていないらしい。
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Macはもちろん、iPhone以外にAppleWatchやAirPodを使い、GoogleサービスやAmazon、他のネットショップにクラウドサービスまで手を広げると、PCとスマホなどというデバイス中心の考え方では未来を予測するのは難しい。
今回の脱iPhone依存にしても、まだはっきりした答えが出されたわけではなく、ＩＢＭやマイクロソフト、Facebookらも時代の変化を先取りしようとしのぎを削っているのだから、日本に限らず、世界で何が起こるか分からない。ただ、こうした記事を通じてそれぞれが頭の訓練を重ね、次の重要テーマを予測し早くその環境を習得する訓練をしておくしかない。
