腸が指令を出す!?


フランス、パスツール研究所をはじめとするグループのマウスを使った実験によると、脳の「視床下部ニューロン」は、腸内細菌の活動の変化を直接感知し、それに応じて食欲や体温を調節していることを発見した。

 これは腸内細菌と脳の直接的な対話を実証したもので、糖尿病や肥満といった代謝障害の新たな治療法につながると期待されている。この研究は『Science』(2022年4月15日付)に掲載された。

腸内細菌はどうやって脳を操るのか?
腸内細菌の欠片が脳中枢に直接作用
脳疾患や代謝疾患の新たな治療法に期待
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