本:明るいチベット医学

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90年代に購入して読んだ本。このかに出てくる「医学僧」という考え方が、いまもず〜と頭に残る。

最近になって、本棚から机上へ。お盆帰郷した娘がそれを見つけて、貸して!と持ち帰った。

いま世の中を騒がすコロナ騒動に、本来それに異を唱え、市民の不安を取り除くべき立場の医療関係者、宗教人、教育者、マスコミ、華族連中らさえ、ほぼなんの役目を果たしていない。
ましてや、ドイツでは今月、マスク強要に異を唱える130万人もの市民デモがあったのに、知る人は少ない。
そんな話と「医学僧」にどんな関連があるかというと、周りに、もっと合理的に考えて、マスクなどしなくていいよね!と主張する代弁者が少なく、体の健康にとって、悪い熱やガスを体からもっと吐き出さねばならないのに、この暑いさなか、するのが当たり前のような人ばかり。
最低、ドイツのように、国や政治家、マスメディアに楯突くシステムが機能する国でなければ、家族も守れない。取り締まる警察官や軍人それぞれにも家族がいようが、頂点にいる首相や都道府県知事が、背後で何ものかに操られているのに、それに自分らの家族が巻き揉まれてもいいというのだろうか?
国家が、専門家という名の欺瞞に乗っ取られるようでは終わり。「医学僧」の本来あるべき姿は、より高尚で、命をかけて「悪」にさえ立ち向かう勇気と、その時代に与えられた最高の知識と知恵で、人間の命を救うものだろう。
単なる技術ではなく、心の拠り所を与えつつ、不安を取り除く指針を抱かせ、恐怖に一緒に立ち向かう頼れる支えなのであろう。
いまの時代、それが見当たらない混乱の時代に見えるのだが。

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