コロナ禍の次・・

コロナ-->物価上昇-->ベーシック・インカム。要対策か。

世界を震撼させたコロナ禍が、世界経済のスタグフレーションを引き起こす。 から転載

・世界を震撼させたコロナ禍の本領が、スタグフレーションに落ち込む世界経済の混乱/弱体化を生みだす。石油の高騰とサプライチェーンの混乱、そして物価が上昇する一方で各国民の所得は低迷し続けていく。
石油価格が急騰して、物価の上昇を引き起こしたのは嘗てのオイルショックであった。コロナ禍による世界のサプライチェーンの麻痺は何れ解消されるにしても、SDGsで叩かれた産油国がおいそれと原油の増産に踏み込む筈はないだろう。
安倍政権下で異次元緩和からゼロ金利に踏み込んだ日本も、米国IMFの金利引き上げ政策が定着すれば、何れは金利の上昇に追い込まれてしまう。GDPの3倍に膨らむ国債価格の暴落懸念なども流布されていく。
その間に円安ドル高は米国主導でさらに進行し、円資産は日本経済から逃避のスピードを上げていく。日本のGDPの構成はすでに消費が6割で生産が4割となっている。円安の進行が輸入物価の急騰となって跳ねかえり、日本経済を圧迫する。さらにこれから消費者物価の高騰は免れることができない。私たちは消費行動を変えていかねばならない。

金利の上昇と国債価格暴落のリスク、円安と物価高の進行による生活苦の上昇となって日本経済は落ち込んでいく。大阪維新勢力は近畿圏で大衆の欠乏を掴みつつある。維新が打ち出した最低生活の保障制度の検討が、日の目を見ることになるのではなかろうか。

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