頭脳による暴力!!

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■ 知識の力で他人を殴る魅力に取り憑かれた人の話

■ 知力で我を押し通そうとする人は、有能かもしれないが一緒に働けない

大義を掲げて他人を攻撃する人は、組織のパフォーマンスを著しく落とす

■ 葬送のフリーレンは近年珍しい悪役に全く同情しない漫画

■ 勇者様御一行は、魔族がいたから英雄になれた

■ 結果として成長できたからといって、傷つけてきた奴に感謝する道理など無い

■ 二度の大戦があったから、人類は進歩した今を楽しめてるのかもしれない

■ 正しさに加速しない為にも、くだらなさや怠惰が必要なのかもしれない

その中の一文が下記。

大義を掲げて他人を攻撃する人は、組織のパフォーマンスを著しく落とす
他職種もそうなのかもしれないけど、医療業界はこの手の”正しさ”という正義感に酔って他人を攻撃するタイプの人が結構いる。

患者の為という大義をかかげ、最新の知識でもって他人の不勉強を攻撃する暴力の魅力に取り憑かれてしまったこれらの人と、一緒に気持ちよく働く事はとても難しい。

確かに彼らはある意味では有能かもしれない。患者さんは何らかのメリットを享受できる事もあるだろう。

だが、長い目でみるとこの手の人は組織の生産性を著しく落とす。この手の人を組織に招き入れてしまうと、時に無能な人を雇う以上にやっかいな事態が引き起こされる。

また、そもそもの前提として。知識は皆の幸福を上げる為に使われるべきものであり、個人の我を押し通す為に使われるべきものではない。

自分自身をいくら厳しく詰め上げようが個人の自由だが、それを他人に適応した瞬間、知は暴力となって不幸を生み出す。

その暴力性は”正しさ”という大義で許されるべきものでは断じて無い。人をグーで殴ってはいけないのと同様、他人を言葉で殴ることもまた許されざる行為なのだ。

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