この言葉を知ったのは、いまから37年前のアップル製品を扱う０１(ゼロワン・ショップ)代理店を請け負って１、２年後だった記憶がある。何かの雑誌に掲載されていた。ハードウエアーやソフトウエアーなどは馴染みの時代に、新たな各方面のコーチ業や教師、アドバイザーらを育てる科目があることを知る。
家庭内のしつけ、人助け、お節介など、他人に指導する経験のある人は、反面教師のように、口に出したことは実行し注意し、身につくのも早いが、こういったこともコースウエアーの一種だったかもしれず、旧来の日本文化にもあったと思える。
世間一般では、そうする人は少数派かもしれないが、コロナ禍でワクチンを接種したりマスクを未だ手放せない人種は、他人に注意や指導する経験がない人かもしれない。物覚えの悪い人は、積極的に人に教える習慣を体験することだ。"一番の教師は教えの上手い同級生"という言い伝えがある。
