二つの記事とi自治会

ここ最近、仕事中に思い浮かんだことなのですが、「i自治会」と言う会を組織しようかな〜、となんとなく思いを巡らせていたところ、下記のような二つのタイトルに行き着いた。

1)blog.tinect.jp

2)blog.tinect.jp

自治会活動とは直接的な関連はなさそうなタイトルですが、「i自治会」とは、今回のコロナウイルスのように、不要な国家や省庁、あるいはマスコミに騙されないチームが一般社会には必要であって、国や地方自治の下部組織的に利用される隣組の延長のような、戦後GHQに押し付けられた自治会制度ではない、自前・自力の、と言う発想から芽生えたものです。

20年ほど地域の自治会の役員や会長職を経験し、昨年、自治連を離れ、解散の実施に賛同した大きな理由は、会の維持や運営が主体で、末端に生活する一人一人の身近な問題をどう解決するか、と言った切実で本質的な相談が気軽にできない状況を知ったことにある。

ちょうど、ここ数日の間に降った雪の処理で、空き地に除雪するだけでは用地確保がままならぬ状況に陥り、初日は運よく解決できたが、昨夕から今朝と、2軒ある除雪業者と仲介業者、それに地権者と、複数の連絡先があって、通常の仕事をこなしながら、相手の都合も考え、電話やショートメール(メッセージ)でやり取りすることが起きた。

自治会活動などでも、例えば、会員の葬儀などが舞い込んだ時は同じで、待ったなしのスケジュールの立件や打ち合わせ時間の確認と連絡など、予定外の仕事の追加なども考えながら、一気に計画を進める経験を何度かして、緊急時の対応をどうこなすかを経験してきたことにも類似する。
地域差も大きい葬儀そのものの風習を変える取り組みも数年がかりで行ってきました。その根源には、宗教団体や古くからのしきたりや慣習まで学び、生まれつき身についた末端の人々の常識を改めさせ納得させ、明治以降の国家の規範まで踏み込み、さらには、神道と仏教、キリスト教新興宗教のカラクリまで説得できる歴史背景まで学ぶ必要がありました。

でも今では、自治会がなくても自前で我が家スタイルで冠婚葬祭が行えるまでの知識が得られました。ただ、一人唯我独尊で通すほど変わり者で居るわけもなく、子供から孫まで時間をかけ、各々が納得して我が道を迷わず切り開ける手本を示せたらと考えている。

例えば、葬儀の進め方にしても、法的には身内が亡くなった時、まず葬儀屋さんに連絡して遺体を自宅へ運ぶ打ち合わせをし、自治体に火葬の手続きを行い、火葬を行なった後はそのまま遺骨を火葬場で処理してもらってもよく、遺骨を後で粉骨にして希望のところへ埋葬するもよし、今まで通り骨壷に納め、納骨堂やお墓に納めるもよし。

要は、お骨のままそこらへ埋葬してはいけないだけで、お坊さんや神主、神父らを呼ばずに、家族パーティのようにひっそり済ましてもいいわけです。世間一般に行われる戒名とか、四十九日法要やお墓とか、地域のお葬式とかの儀礼的なものは一切必要ないことだったのです。

ただ、日本の慣習で皆同じく横並びに、と言う呪文に自分だけでなく、家族も含めて隣近所に変な目で見られない気持ちを身につける勇気が持てるかどうかと、実はみんなもそうしたいんだよ言う暗黙の心構えを察し、後々喜ばれる慣習を手がける心の準備が大事なのでしょう。

 最後に、こう言った近所や要件先との連絡と取りまとめ、あるいは確認やスケジュールの組み立てなどが、自治会などの手を借りずに、個人がスマホで効率よくすませれる時代なのですが、そこまで突っ込んだ具体的な話がまだ一般に広まっていないせいで、迷っている方が大勢いるような気がします。

自分自身が、かなり若い頃から、世間的にいろいろな経験を積み重ねる環境に恵まれ、同世代の70代周辺はもちろん、80、90と言った年配者のそれまでの経緯話を聞く機会もあり、彼らが知らない、次のような日本の権威の歴史的なカラクリを伝えることで

inacafe.hatenadiary.com

自分の思いを早く理解してもらえることもわかり、ほんとうに皆が安心して暮らせる国づくりとは何か、家族のしあわせや、ささやかでもいい隣近所との幸せの共有が、極力、身勝手な上層国民に影響されない自前の地域づくりができればいいと思うのです。

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