空間認知能力に思う 1日追稿

過去の記事、気づく力を高める、について配布資料 9日追稿にでてくる「空間認知能力」は、マック(Apple)の代理店をやってるとき、ユーザーを指導する経験時に感じ始めたことなのですが、画面上をマウスを動かしながら操作するのに、指先が器用で、目的の場所にスムーズに到達できる人、そうでない人、重なり合ったウインドウの上下感覚を頭に描きながら操作できる人とそうでない人。

あるいは、マックの基本をマニュアルやメモ紙を使って説明するのに、図形(イメージ)を使ったほうが伝わる人と、説明書のように文字で説明されたほうを好む人がいて、図形がすぐ捉えられなくて、あとから説明書を追いながら学習し直すことが向く人がいるという事を学んだ。

これは運動能力とも連動しているようで、自分自身、父の影響もあって小さい頃から足も速く、運動能力も高く、高校時代バスケットで過ごしたせいか、走り回る攻守の選手同士の次の動きを想定しつつ、三次元の目的のポイントにボールを送ったり受けたりする訳で、そのスピード感も相まって、後ろからくる者の動きも予測しつつプレーする。

”1日追稿・・・
身長のハンデもあって大学時代はクラブには入らなかったが、自分的には小学校以来、スキー、スケート、水泳に始まり、柔道、野球、中学では剣道、卓球、陸上、バレー、高校で弓道、テニス、果ては外語部や習字やソロバン、吹奏楽まで経験して、最終的にバスケが一番自分むきなスポーツ(趣味)だったわけです。
一方で、中学時代は縁があってか、小学時に父の友人だった中学の美術の先生に、家庭教師的に美術を習い、そのせいで、中1に担任にもなった先生から美術部に勧誘されたものの、運動が好きで入らず仕舞い。ただ、小さい頃から絵(イメージ)を描くことは好きだったので、趣味的にず〜と続けていた自分がいた。

大学時代、選考は経営学だったが、通信教育で4年間アメリカのコマーシャルアート系のデザインを受講していた。この教材が将来、マックの指導に大いに役立つことになろうとは思わなかったが、日本の小・中の美術教育とはレベルの違いを実感したものである。・・・”

高校時代全国レベルのレスリング部があって、顧問にお前なら全国に行けるからと勧誘されたが、耳のタコがビジュアル的に嫌で断った事を思い出す。同校には全国レベルの弓道部もあって、一年の3ケ月だけ入部したことがあり、的に当たるようになって興味を失いすぐ退部、それ以降バスケに夢中になった。

弓道の指導者に一般人で全国優勝をした先生がいて、何時ぞやの日曜日に指導を受け、その場で百発百中の極意を伝授された。その極意とは、目で的を狙う事でなく、足と腕と弓の強さとひきの姿勢が合わさって的を射抜く時の型を見出し身に付けることだったが、その先には短時間に精神統一する技も含まれていた。

よくテレビ番組などで俳優たちが弓をひく姿勢を見るが、あ〜これは当たらない型だ、とかは見ていてわかる。

これらの様々な能力が、訓練次第で誰でも身につくかどうかは分からないが、体力的な差異もあるし、頭の回転の違いもあるし、生まれつきってことも考えられる。

昔のような戦場に行く時代なら、そちら方面の優れた人材が多いほど勝ち戦に近づく可能性は高まろうが、この平和な時代、パワハラとかいろいろあって、強制的な訓練もできず、何かや考えさせられる。また度胸といった精神面の強化も要求されそうだ。

いま自分の孫たちを見てると、それぞれ平均的な能力は有していそうなので、自分の反省も加味して、能力アップに役立ちそうな「空間認知能力」の効果的な学習方法を伝授する機会があれば、と何となくその準備を心がけている。もちろん各親の了解も得ながら強制にならないように、ですね。

 

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